歯周病

日本人が歯を失う最も大きな原因が歯周病です

歯周病は、歯の周囲に棲みついた歯周病原菌により歯ぐきが腫れ、歯を支える骨が溶かされてしまう感染症です。重度の歯周病の方は、歯ぐきが腫れ、口臭があり、歯がぐらぐら動揺して、物をしっかりと噛めなくなります。

しかし、この感染症の特徴は、

1. 重症化するまで症状が出にくい。

軽度、中等度のうちは痛みなどがありません。重症化し、はじめて、歯ぐきが腫れた、噛むと痛い、歯が揺れるという症状がでます。この特徴が、歯を失う最も大きな原因となっている理由です。重症の歯周病の治療は、治療に時間がかかり、内容も煩雑になりがちです。場合によってははじめから抜歯を選択せざるを得ないことあります。軽度の歯周病の状態からケアし、重症化させないことが最も大事です。

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2. 長い期間、痛みのない慢性炎症が身体の中で続くこと。

一般的に歯周病は、重症化するまでに時間がかかります。その間、何年、何十年と症状もなく手のひらサイズの炎症が身体の一部に存在します。また、長い期間、口の中に棲みついた膨大な量の細菌を食事などと一緒に飲み込んでいることになります。また歯周病菌は、歯肉の毛細血管を通じて、全身に移動します。このせいで、全身的なさまざまな病気を引き起こしたり、悪化させたりします。

糖尿病

心筋梗塞

脳梗塞

動脈硬化

口腔・咽頭・食道がん

乳がん

早産

低体重児出産

関節リウマチ など

上記は、歯周病と関連のある全身的な病気の一例です。重度の歯周病の方では、その慢性炎症の影響で血糖値のコントロールがつきづらいことがあります。歯周病の治療により、血液中の炎症性細胞レベルが低下し、血糖値が下がりやすくなります。

歯周外科治療 1

Periodontal Surgery

歯周病の病状により、歯周外科治療といって外科的手技により、深い場所に付着した歯石や、歯の周囲にたまった悪い組織を取ったり、なくなった歯槽骨を再生させたりすることがあります。

この歯周外科治療は、患者さんの年齢や、歯周病でなくなった骨の形態、全身的な病気の有無、歯の形態、もともとの歯周病の重症度によって推奨される場合とそうでない場合があります。

当院では、外科的な治療が推奨される患者さんには、よく説明をさせていただいております。

歯周外科治療 2

我々、歯周病専門医は歯石をとるためだけではなく、失った骨を再生させるため、歯や歯ぐきの見た目の改善、歯をかぶせる環境を整えるため、様々な種類の歯周外科治療を行うことが可能です。

歯周組織再生療法

歯冠長延長術

根面被覆術 など

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歯周病専門医

当院では、日本歯周病学会の歯周病専門医が治療を行います。

歯周病のさまざまな治療に精通しておりますが、予防や重症化させないことが最も大事なのは言うまでもありません。
ブラッシング時の出血などささいな症状でも相談していただくことで、アドバイスできることがたくさんあります。
是非、若林歯科にご相談ください。

当院では、歯周病以外に、インプラント治療に非常に精通しております。

また、インプラント周囲炎(インプラント周囲の歯周病、歯周病原菌のインプラントへの感染による)の治療も可能です。
合わせて是非ご相談いただければと思います。

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歯周病症例 1

40代女性 喫煙者

歯茎からの出血や口臭を訴え来院されました。
歯周基本治療により、禁煙指導、ブラッシングの説明 歯石の除去を行ったのち、前歯1箇所、奥歯2箇所の歯周外科手術を受けられました。
初診時では歯周囲の歯ぐきは赤く腫れ上がっていますが、生活習慣の改善と徹底的な歯石の除去により治療終了時には健康的な歯ぐきに回復いたしました。左上2番と3番(犬歯)の間は初診時歯周病の炎症により病的移動といって歯の間が開いてますが、治療終了時は炎症がなくなり歯の位置が自然な位置に戻っております。
このように歯周病の進行による歯肉の炎症により、歯が病的な移動をすることがよくあります。

治療前
治療前
治療後
治療後

この方の治療期間は約1年間です。

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歯周病症例 2

70代女性

この患者さんは義歯を使用している方でしたが、左下の犬歯やその隣の小臼歯が、歯周病の進行により強い歯ぐきの炎症がありました。
レントゲンの画像では、左下犬歯の周りの骨がずいぶんなくなっているのがわかります。
この方はもともとの被せ物を除去し、仮歯を装着し歯周治療を行いました。

治療前
治療前

歯周病の治療前後で、歯ぐきの赤み、膿や出血がなくなり、引き締った歯ぐきとなりました。この方は治療部位の歯間ブラシを非常によくやっていただきました。十分に歯ぐきが治ったところで最終的な被せ物を装着し、新義歯を作成いたしました。

歯ぐきの炎症無くなった写真
歯ぐきの炎症無くなった写真
治療後
治療後

この方の治療期間は約1年間でした。
歯周治療は健康保険の範囲内
最終的な被せ物は陶材焼付け鋳造冠(メタルボンド)
義歯も保険外のものを使用しております。

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歯周病症例 3

50代男性

全体的に非常に重度の歯周病が認められました。この状態でも痛みはありませんでした。ついに前歯が揺れてきたとのことで来院されました。

治療前
治療前
治療前
治療前

全体的な歯周治療と禁煙指導を行い、歯の抜けてしまっている部分を補うためにブリッジを作成しました。バランスよく噛めるようになり満足していただいてます。
特に慢性歯周炎(ゆっくり進行する一番典型的な歯周炎)の場合、喫煙をされる方で早期に重症化されるケースが多いです。喫煙による刺激や毛細血管の収縮により、歯ぐきの自然回復力が低下し炎症が治りづらい状態となってしまうのです。

治療後
治療後
治療後
治療後

この方の治療期間は約1年半、治療は全て健康保険の範囲内で治療しております。

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歯周病症例 4

40代女性

この方は20代の頃から歯ぐきからの出血を自覚されご自身ではブラッシングを頑張っておられましたが、いよいよ右下奥歯の噛み合わせ時の痛みや動揺を主訴に来院されました。
検査結果と、生活習慣や全身的なお病気などの問題点がほぼなかったことから、急速進行型の歯周炎(侵襲性歯周炎と言います)が疑われました。
右下の奥歯は非常に骨の吸収が進んでおり、インプラントでの治療を希望されましたが、当初は不可能な旨説明させていただきました。

治療前
治療前
治療前
治療前

全体的な歯周病の治療を行いました。基本治療、フラップ手術、再生療法を各所に行なっております。
また今後のプラークコントロールや見た目の改善から矯正治療も行いました。
最終的には全体的な炎症のコントロールの目処がつき、歯周病の治癒傾向も良好だったため、抜歯をした箇所にインプラント治療を行い治療終了となりました。

この方の場合は、もともと喫煙歴などがなくブラッシングも非常によく行う方であったのと、歯ぐきの治癒が我々の予想よりはるかに良かったため、インプラントをはじめ、様々な治療が可能でした。
歯周病は進行しておりましたが、患者さんの年齢、全身的な既往、良好なブラッシング習慣や生活習慣などが良い結果に結びついたと考えらえます。

治療後
治療後
治療後
治療後
治療後
治療後

この方の治療期間は約4年間
健康保険の範囲内の歯周治療以外に細菌検査、歯周組織再生療法、全体的な矯正治療、インプラント治療3本を行なっております。

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歯周病症例 5

40代男性

この方は厳密には歯周病の症例ではありません。重度の虫歯により上の前歯がほぼ崩壊している状態でした。前歯を直して欲しいとのことで来院されました。

治療前
治療前
治療前
治療前

深い虫歯によって歯はほとんど歯ぐきの中に埋没している状態でした。この状態では歯ブラシは不可能です。また深い噛み込みにより上の歯をまともな形で作ることは難しく、無理に作ったとしてもかなり長さの短い歯になり、外れやすく歯ブラシもしづらい形となってしまいます。

丁寧に虫歯を除去し、特にダメージの大きかった左上の犬歯は、矯正のゴムの力で引っ張りだす処置を行いました。矯正力によりある程度歯を出したところで、全体的な歯ぐきの形を整え、また歯の長さを獲得するためCrown Lengthening Procedure 歯冠長延長術を前歯全てに行いました。

矯正的挺出
矯正的挺出
手術中
手術中
手術中
手術中

術後の写真では、歯の長さが被せ物ができる状態になっているのがわかります。このように歯がしっかり出ている状態だと被せ物はきれいな格好で被せられますし、長持ちするようになります。

手術前
手術前
手術後
手術後

この患者さんに行なった処置は、歯周基本治療、Forced Eruption矯正的挺出、歯冠長延長術です。
治療期間は1年ほどです。

診療案内

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